車中泊用ベッドの改造、バージョンアップ!

(転載:2011年10月9日より)

いま現在でもガタピシいっている愛車のジムニーさんですが、今年中にも20万キロ突破しそうな予感がしています。
先代の愛車、ランクルさんも23万キロ走らせましたので、ガタピシいうオンボログルマが好きなんだろうなぁと思われがちの私。

いやいや、買い替えるお金がないだけなんです。永久と書いて「とこしえ」と呼ぶほどの貧乏です。何を偉そうに(笑)

さて今日のエントリーは、そんなクルマでワンコと旅をする際の必需品、「折り畳みベッド」「簡易ベッド」のお話をしましょう。

これが折り畳み簡易ベッドのバージョン1.0。最初に作ったバージョン。

モデル車はランクル、PZJ70Vというレアなクルマでした。というよりも名車の部類に入るかな。
HZJの1HZより軽くて元気に回る5気筒エンジン1PZ。ショートボディ。前後デフロック。
23万キロでコンロッドのメタルを痛め、気分が凹んでいた私は何をとち狂ったか治さずドナドナへ。
今を思えば惜しいことをしたものです。
今ごろ・・・中東の砂漠か東南アジアのジャングルを走っていることでしょう。

あ、ベッドの話でした(笑)
この簡易ベッド・バージョン1.0は十分な長さと幅をもち、私と先代犬・冬馬の旅に大いに役立ってくれてました。

そして時がたち、少しだけ改良を加えたバージョン1.1がコレ。使い勝手を向上。

 

その後クルマを変えて、このベッドも移植しました。それがこのバージョン1.5。

長さを切り詰めたり設置位置を微調整したりして、無理矢理移植しました。
大部分は同じなので、バージョンは1.5としています。

モデル車はジムニー、JA11のパノラミックルーフという、田舎でよく見かける軽トラです。
このクルマ、2年で乗り換えようかなとつなぎのつもりで買ったのですがね。
以来ずっと貧乏なので買い替えることもないまま、今に至ってます。もうしばらくガタピシいっているこいつに乗るしかないかなと思うので、折り畳み簡易ベッドも一気にバージョン2.0にあげてみようと思いまして。

ーーーーーーーーーーーーという訳で、ココからが新作!ーーーーーーーーーーーーー

根本からジムニーサイズで作り直しました。それがこのバージョン2.0。
使い勝手が飛躍的に向上してます。

コンパクトになり、ぐらつきも減り、荷物の扱いもしやすくなりました。設置時間は半分以下になったんじゃないかな。
また天板の固定にベルクロを使うことで、前部フレームを設置したままで運転できるようになりました。コレが便利なんです。
旅をしているとベッドを広げた後にクルマを移動したくなることが多いのです。

道の駅で寝転がっていると私の隣りにエンジンかけっぱなしのクルマが停まる…なんてことが稀におきます。これほど駐車場ではエンジン停止だと言われていても、たまに見かけます。ホントいい迷惑だプンスカ!
エコでもなく風情もない。一酸化炭素中毒の危険性も高い。死ぬのはご勝手になのだが、なによりアイドルアップ時のエンジン音って気に障る。いいことなんて何一つないのにも関わらずエンジンかけっぱなしのクルマが横に来たら…文句の一つも…いやいや(笑)面倒なのでさっさと移動します。駐車場は広いもんですからね。コレが一番です!

そんな時に天板だけをサクッと跳ね上げて、クルマをサクッと移動させられる…、狭いジムニーさんの車内ではこんなことも苦労します。

 

気持ちいいかなと思ってタオル地を張りましたが、調子はイマイチ。やはりカーペット地を買いましょう。

夏は人も虫も多く、私のような旅人には向かないのです。
やはり肌寒いくらいの気候の方が旅の風情が増すと考えます。
そう、むしろ冬の旅が好きです。
このベッドの使いやすさのおかげで余裕で連泊にも対応できるし。
さてさてこの晩秋から冬にかけて、ドコへ行こうかな…。

夏風と一緒に。