よくミニバン用に「荷室を全部フラットなベッドにできます」的なベッドキットが売られていますが、あれは犬連れのことを考えて作られてはいませんね。あれはあれで便利ですが、そもそもコンセプトが違うので仕方がありません。
想像してみてください。
雨に濡れた犬、足が泥だらけになった犬、水皿からバシャバシャかっこみ飲みをする犬。・・・そいつらがキレイなベッドの上に登ってきて・・・大変です(笑)
私は、人の住空間と犬の住空間を、部分的に別にしています。
犬連れで旅をしていると「土間」が有り難いものなのですよ、これが。
過去の犬グルマでも、私は私の寝床と犬のクレートとは別にしておりました。そして今度の犬グルマは多少広い。
・・・という訳で、
今回は特に広めにクレートの前に土間がある設計をしてみました。
(某番組風ナレーションでお読みください)
なんということでしょう。
匠の手によって一面にマットが敷き詰められました。
安いダイニング用クッションマットを購入し、それをカッターで切り、荷台に敷き詰めただけなのに、ドヤ顔の匠なのでした。
・・・なんつて(笑)
かなり波打っていますが、現物合わせで切った割には良いのではないでしょうか。
クルマの荷台って強度を出すためデコボコなんですよ。
また夏風は抜け毛も多いので、ぞうきん一つで拭き取れる床は大助かりだね。
いわゆる軽キャンパーにカスタムするのであれば、まずは荷台にパネルを敷き詰めて一度平らにしてから、後の作業を楽にしちゃいますが、私はそこまでするつもりは無いので、これで十分。第一に軽いですし。
660ccの小さなエンジンで1トン近い車体を蹴飛ばす訳ですから、ゴテゴテとしたカスタムで重たくさせない方がいいのですよ。
重さが燃費に与える影響は大きいです。
次は・・・ベッドを制作・・・の予定です。
あ、季節(エントリー時は夏期)のネタとして、扇風機のお話をしてみるのもいいかも、ですね。