私の愛犬夏風は、基本的にはリアのバリケンネルに乗るようにしています。彼もそれに満足しておりました。はい、過去形です(笑)
助手席に乗せてても良い子にしていてくれますし、私も目線を移さずに撫でることができ心安らかに安全運転ができますし、何よりかわいいし。というわけで長距離移動で「忙しくない区間」は夏風を助手席に移動させていたのでした。
これが過去の画像。いわゆる犬専用シートのバージョン1です。
表情だけでも「ここがいい」と伺い知れますね(笑)
よし、それならもっと使いやすく、夏風にとっても快適なシートにしてみよう。
と改造をしてみたのです。それが下に続くバージョン2です。
助手席の先を長く平らにしてみました。
運転席との敷居を立て、ベルクロテープでセンターコンソールにくっ付いております。
ベースは頑丈な二段の段ボール。表面には軽い撥水加工(PPコート)がされている、キヤノンのプリンターが入っていた箱を利用しています。
そのベースの上にあるのが防水シートカバー。水や汚れからシートを守ってくれますし、なにより滑らないので犬も踏ん張りがききます。
しかも足元をめくることができます。これが最大の売り。
100均のカゴと金網で支えています。
そう。
これらを取り払うだけで人が乗ることが可能になるのです。いいでしょ!
もちろん緊急避難的な意味です。段ボールが固いですし(笑)
ただ、この段ボールのベースさえも取り払えば普通の助手席に戻ります。ベルクロテープをベリベリ剥がし、ベースを外し、100均カゴも外せば、元どおりに。・・・この仕組みはたいへん便利です。
金網を開ければ小物入れに簡単アクセス。何を入れるかは決めておりませんが、軽バンベースの犬グルマにとって収納場所はあればあるだけ有難いものです。
で、これが犬専用シートのバージョン2です。バージョン1に比べて横が若干狭くなりましたが縦は長くなりました。
200円ほどの安物クッションもいい仕事をしてくれてますね。
夏風もバージョン1のときは「どっちを向いて寝転がろうか・・・」と悩むシーンがありましたが、バージョン2からはご覧のポジションがいいようで、サクッと収まりますね。快適度が上がったと思います。
実に良い出来の犬用カスタムでしたが、ここで問題が起きました。(一行目に戻ります)
夏風のやつ、ここに座りたがるようになっちゃったのです。
今までは「ハウス!」コマンド一発でリアのバリケンネルに飛び込んでいた夏風くんでしたが、最近では「ハウス!」・・・(動かず、運転席をチラ見)・・・という反応に。
ま、確かに、彼の気持ちもわかりますが・・・困ったものです。
助手席ならパパの顔を見れるし、赤信号のたびに撫でてくれるし、シフトレバーに乗せているパパの左手をペロペロできます(実際、よく舐められます)
でも、やっぱり困ったものです。
ゼロからのクレートトレーニングのやり直しと、助手席に座るときはご褒美なし・・・くらいの差をつけないとダメでしょうか・・・。